前回は冬、今回は夏
静岡県の伊豆修善寺にある花や緑豊かなテーマパーク『虹の郷』。
以前は真冬に初めて伺いましたが、花も緑も乏しく、子供も小さかったのでSLにも興味が無く…
正直あまり楽しめなかったのを覚えています。
今回は夏だけに、花も緑も多く、印象が全然違ったので、第2弾としましてご紹介させて頂きます。
営業案内など詳細
駐車料金は300円、入園料は 大人 1200円、小人(4歳〜小学生) 600円です。
料金詳細はこちら
営業時間、休館日は月によって違うので合わせてご確認ください。
異国の情緒あふれる街並み
出入り口付近に広がる『イギリス村』。
とってもメルヘンな可愛らしい雰囲気が漂っています。
あちらこちらで写真撮影をしたくなる、そんなフォトジェニックな場所です。
古き良きイギリスの田舎町の文化と歴史を味わえるそんな所。
どこを写しても絵になります。
こちらのトイミュージアムでは、英国のアンティークなおもちゃなどが集められています。
フラフープや剣玉など実際に遊べるおもちゃもありました。
2階の窓からシャボン玉が飛んでくるのも風情があってGOOD!
こちらは無料休憩所。
持ち込みOKなので、疲れた時はこちらで涼めます。
広い園内は英国バスも走っています。
年間パスポートを購入した方は、ロムニー鉄道とロムニーバスが下記料金になるようです。
バスは大人200円〜400円、子供100円〜200円。 (各駅30分毎発車)
鉄道は大人 400円、子供200円になります。 (各駅30分毎発車)
こちらはイギリス村とカナダ村を結ぶロムニー鉄道。
せっかくなので乗車してみることに。
英国製15インチゲージのSL(DL)の旅
前回は乗らなかったSL。
カナダ村までは結構な距離をただただ歩いたのを覚えています。
思ったより距離があるんですよね(汗)
妊娠9ヶ月の重たい身体で、2歳の息子を連れて歩くのは大変なので、SLで片道10分の旅を楽しもうと思います。
ロムニー駅から出発!
駅員さんが切符を切ってくれます。
長―い赤いSLがカッコいい。
景色も良くて、心地良い風が吹いていて本当に異国に来たような気分です。
ネルソン駅にあっという間に到着。
息子は満足げな様子で、SLの旅を楽しんでいました。
炭を補充している様子です。
大きな汽笛を鳴らして、蒸気が勢い良く噴射されました。
またイギリス村に戻るのです。
カナダ村と水遊び広場で遊ぼう!
鉄橋を渡るSLが何とも絵になります。
こちらも静かでのんびりした空気が流れています。
こちらにはレトロなカナダ車が停まっていました。
隣にフリスビーで遊べるスペースもあります。
インディアンの砦の前には水遊び広場が。
まだ程よく暑かったので、水着になって水浴びする子供たちが目に留まりました。
息子は残念ながら替えの服がなかったので、手だけジャブジャブ。
でも楽しそう。
今回は行かなかったインディアンの砦ですが、自然の中に100mのローラー滑り台があったり、大きなジャングルジムがあったり、子どもたちの遊び場が広がっています。
(滑走可能年齢は小学生以上)
近くに遊具があったので、お滑り大好きな息子は飛びついていました。
遊具で遊び始めて5分も経たないうちに、急な雨が…。
近くの休憩スペースで雨宿りです。
傘の貸し出しもしているみたい。
急な天候の変化が多いのかな?
フェアリーガーデンで四季の草花を楽しもう
バラ園を覗いてみました。
そんなに広くはないハウスですが、プリンセスローズハウスというだけあって、皇室にまつわるバラが展示されています。
ハイビスカスも所々に咲いていました。
お隣にはバラのソフトクリームが食べれるカフェも併設されています。
素敵なローズガーデンが続きます。
とっても綺麗なんですが、そこら辺トゲだらけで子供が触らないよう注意が必要です。
しゃくなげの森は残念ながら準備中で見られませんでした。
4月5月が開花時期のようですね。
日本庭園を散策しよう
フェアリーガーデンを抜けると、そこは一気に“和”の世界。
竹で組んであるトンネル屋根の下をしばらくお散歩。
こちらは全長250mの藤棚らしく、5月上旬のわずか2週間だけ薄紫色の藤の花が垂れ下がり、美しいトンネルが見られるようです。
道中には畑もありました。
何を育てているのかな?
夏目漱石記念館へと続く道。
今回は入りませんでしたが、辺りは風情のある景色が広がっています。
秋には紅葉も合わせて楽しめます。
四季折々の楽しみ方が味わえるのも魅力。
“和”をたっぷり味わえる、心穏やかになるそんな場所でした。
エリア後方にはお茶屋さんが並んでいます。
だいぶ距離を歩くので、こちらでゆっくり休んでいかれる方が多いのでしょうね。
最後の難関はこちらの修善寺坂。
長い長い階段をひたすら登るようです。
私たちはベビーカーがあったので、隣のスロープから上に上がることにしました。
ここまで来るのにだいぶ下がってきたので、今度はかなり上らなくてはいけません(汗)
妊婦の私もそうですが、抱っこマンの息子を抱えて坂を登る主人も大変そうでした。
ぐるっと一周してようやく戻ってきたところで
今回は匠の村エリアへは行けませんでしたが、日本庭園のもう少し上の方に広がっています。
本当どんだけ歩かされるんだって感じですよね。
無理せずバスを使うのもオススメです。
匠の村ではお手玉やメンコなどの懐かしいおもちゃ遊びが出来たり、陶芸体験や、和紙の花ハガキ作りが出来ます。
夏休みの自由研究などにも良いかもしれません。
機関車の車庫に併設された鉄道ミュージアム
ぐるっと園内を回ってイギリス村に戻って来ました。
最後はレイルウェイミュージアムで、子どもが大好きな鉄道を見て帰ろうと思います。
入るとすぐに車庫があり、色んな種類のミニ鉄道が停まっています。
車庫の様子をガラス越しに見ながら、ロムニーシアターで説明を聞くことができます。
当時のイギリス鉄道の様子や、歴史などを知ることが出来るので勉強にもなります。
部屋の真ん中には、リアルに再現された『レインボータウン』のジオラマが。
ボタンを押すと、機関車が動くとあって子どももテンションが上がります。
ボタンを押すのに夢中になる息子。
イギリス鉄道のアンティークポスターや、歴史に名を残す有名な蒸気機関車のネームプレート、実際に駅の改札などで使用されていたチケットパンチャーなどなど、レアなアイテムが多数展示されています。
あまり鉄道に興味がない私でも楽しめたので、子どもから大人まで幅広く楽しめるミュージアムかなと思います。
ちょこっとキッズスペースがあるのも嬉しい。
子どもを遊ばせている間、ゆっくり展示物を見れますね。
最後に
修善寺虹の郷、いかがだったでしょうか?
冬と夏とでは楽しめるレベルが全然違うように感じます。
春はお花が、秋は紅葉が、また違う季節に行ってみたいと思いました。
ちょうど退館した際に大きな虹が架かっていました。
虹の郷だけに、最後こんなハッキリとした虹が見ることが出来て思い出に残る一日となりました。
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