夏にはもってこいのひんやり鍾乳洞
今回は浜松の標高359.1mの竜ヶ石山にある鍾乳洞、『竜ヶ岩洞』に行ってきました。
総延長なんと、1046m。そのうちの400mが一般公開されています。
NHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』 のロケ地としても知られている洞窟や鍾乳洞が、浜松市の山岳部にはいくつかあるそうですよ。
井伊直虎を演じた柴咲コウさんも見えて、入り口付近のコウモリの顔ハメパネルに顔をハメちゃったそうです。
そして、今年で開洞35周年なんですね。
夏の終わりに、息子を連れて探検気分で見学してきました。
竜ヶ岩洞の魅力についてご紹介していきたいと思います。
料金詳細
見学料
大人・高校生 | 1000円 |
小・中学生 | 600円 |
※団体割り有り
営業時間
9:00〜17:00(年中無休)
駐車場 …無料
夏の暑い日が続く中、静岡のローカル放送で取り上げられた直後は凄い混雑ぶりで、駐車場に入るまでの車の長い列がずっと続いていました。
現在は落ち着いていますが、Googleマップなどで混雑状況を調べてから行かれることをおススメします。
さっそく洞窟内を散策!
まず目にするのが、赤い光のゲージの中にじっとぶらさがるフルーツコウモリ。
洞窟=コウモリ のイメージありますよね。近くでマジマジ見ると可愛らしいお顔をしています。
その横には柴咲コウさんもハメたコウモリのパネルが。
親子で一緒に撮るのもなかなか楽しいです。
本日のマイナスイオン濃度40,000個!
…と言われても、目に見えないのでよくわかりません(笑)
でも確かに癒しの空間、パワースポットなのは間違いなく感じられる部分だとは思います。
奥へ進むと岩肌に囲まれた薄暗いトンネルが続いています。
本当に天然クーラーって快適。ずっといたくなっちゃいます。
黄金柱
こちらは黄金柱という名前の鍾乳石。
本当、黄金に輝いて見えますね。
仁王門
猿ケ石
乳石
本当におっぱいみたいな形で面白い。
息子に『おっぱいあるね〜』と言ったら、『おっぱい!おっぱい!』と大きな声で連呼し始めたので、恥ずかしかったです。
亀の小滝
三体羅漢
川底天井
竜の爪
スカラップ
考える人
うーむ。見えますか?
秀和洞
俊吾池
コウモリの間
コウモリって哺乳類なんですよ。知ってました?
現在地はココ。
まだまだ先があります。
喜びの窓
たった二人で手彫りで穴を掘っちゃうなんて、今じゃ考えられませんね。
ヘチマフローストーン
ヘチマだ〜!
ワニの岩
右側に口を開けたワニのお顔。
ちゃんと目もあってまさしくワニの岩!
真横には普段見ることの出来ない岩肌が続いています。
大広間
こちらは大広間の上の天井。
写真では分かりづらいですが、大広間というだけあって、とっても開放感のある場所です。
びょうぶ岩
斜めに亀裂の入ったかのような狭い岩肌。
インスタ映え間違いなしのスポットです。
ロープが上から垂れ下がり、更に上の方にハシゴがかけられています。
マリア観音
雲上界
幕状鎮乳石
天恵の泉
このチョロチョロ出ているお水に息子ちゃん大喜び。
しばらく離れませんでした(笑)
白蠟の間
天女の鏡
水の純度が高いんでしょうね。
本当に鏡に映ったように見えます。
現在地はココです。
ようやく折り返し地点。
黄金の大滝
マイナスイオンをたっぷり味わえます。
所々濡れた階段が続くので、小さい子や妊婦さん、お年寄りの方は滑らないよう注意です。
龍宮
流れ石
触るとツルツルひんやり。
天然のものとは思えない仕上がりです。
龍の腹
ゴツゴツしてウロコのようですもんね。
粘板岩
艶々に磨かれています。
通る人たちみんな磨いていってるのかな?
長い年月をかけて、あの様な形に形成されていくんですね。
聞くところによれば、100年で1cmしの鍾乳石にしかならないようです。
たった1cm…気の遠くなる年月がかかるんですね。
石柱の宝
ライトアップされてさらに綺麗。
何度も言いますが、天然ものとは思えない。
水神様
ブルーのライトがより神秘的に演出。
鍾乳宮司
現在地はココ。あともう少し!
鳳凰の間には行けず…
鳳凰の間に行く行列に思わず『わぁ!』と声を上げてしまいました(汗)
息子もいるので絶対待てないということで、今回は諦めました〜(泣)
黄金の富士
右側の三角お山。
静岡のシンボルに見えますかね?
七福神の間
7本の鍾乳石が並んでいます。
そして…
やっと出口に
ようやく出口に辿り着きました〜!
30分くらい歩いたかな?
途中足場が悪いところも歩くので、暗闇ということもあって妊婦は慎重に歩かねばいけませんね。
出口付近には資料館とお土産売り場が続いていました。
資料館
お土産屋
エアコンが効いているんでしょうけど、ムワッとした暑さが感じられて、やっぱり洞窟内は快適だったことを実感。
お土産売り場も人がわんさか。
足水が楽しめるようきた洞
外はさらに日差しが暑い!
ようきた洞という、足湯ならぬ足水が楽しめるところがありました。
上から覗くと、ここも結構人がいます。
4月〜10月の間だけ利用できるということで、せっかくなので入ってみることに。
息子は嫌がってお父さんに抱っこをせがみ。
私だけ靴下脱いでズボンたくし上げて浸かりました。
つ…冷たい!!
思ったよりも冷たくて、5分までにしてくだいとの看板もありましたが、30秒でもキツイです。
我慢比べレベルの水温ですが、出てタオルで拭いた後は身体も冷んやりしたような気分に。
最後に
2億5千万年前の地層に出来た竜ヶ岩洞はいかがだったでしょうか?
長い年月を経て、現在の姿になり私たちが見ることができる歴史と自然の神秘をマジマジと感じることが出来ました。
やはりメディアの影響もあって、多少の混雑はありましたが、思ったよりゆっくりと見て回れたんじゃないかと思います。
行けなかった部分もあったので、次回またリベンジしに来たいですね!
鍾乳石に付けられた一つ一つの名前も、ユニークな部分もあり面白いので、きっとご家族でアレはこうだ、自分はこう見えるとか、会話しながら楽しめるそんな場所だと思います。
是非皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
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